■Column

ここはコラムの置き場。
僕のバイクに関するちょっとした書き物なんかを掲載してます。


■バイクの自家塗装

自家塗をしよう!

「バイクの自家塗装は難しいかなぁ」と敬遠されてる方もいると思いますが、実はそれほど難しいものでもなかったりします。
ただ、とても根気のいる作業ではあります。
塗っている間バイクに乗れず、ウズウズするかも知れません(笑)
しかしそこは我慢して、ゆっくりと確実に作業をこなしていけば納得のいく仕上がりにホレボレすること請け合いです!

ということで、簡単ですがバイク塗装の手順を説明していきます。
ちなみに僕が参考にしたのは「TOUCH BIKE」の塗装特集です。
この雑誌で時々特集を組んでいるようなので、そちらを参考にしてみると良いと思います。

尚、今その本が手元にない為、当時の記憶を思い出して書いています。(^^;
間違いなどあるかも知れませんがご了承下さい。


用意するもの

○段ボール、新聞紙など
○防塵マスク
○ドライヤー
○マスキングテープ・ガムテープ
○耐水ペーパー(粗いものと細かいもの)
○サフェーサー
○下地用スプレー
○本色用スプレー
○耐ガソリン用クリアー(2液混合タイプ)
○コンパウンド


1。塗装小屋を作る

スプレーはもちろんシンナーなので、決して家の中ではしないように(笑)
屋外でそのままスプレーするとチリや虫がつきやすいので、段ボールで簡単な小屋を作ります。
ベランダで塗装するときは、窓などしっかりマスキングしておかないと色がついてしまうので要注意です。
あと小さめの段ボール箱も用意して、その上にタンクを置いて作業場の完成です。


2.ヤスリがけ・マスキング

まずタンクにヤスリがけをします。
粗めの耐水ペーパーで、クリアーが白く曇る程度にかけていきます。
ここでは表面を粗くして塗料を乗せやすくするのが目的なので、決して色を落とそうなんて考えてはいけません。
せっかく工場で完璧な防錆を施してるのですから、それは生かしておきましょう。
あとガソリン注入口等、しっかりマスキングしてやります。


3.サフェーサーを塗る

防塵マスクをしっかり付けて、いざ塗装作業を始めます。
まず塗装のベースになるサフェーサーを塗ります。
下地だからといって手を抜かず、しっかり塗りましょう。


4.下地色を塗る

次に下地の色を塗っていきます。
色は仕上がりイメージによって変わります。
フラットな明るい色に仕上げたいなら白、メタリックを強調したいなら銀などが定番ですね。


5.本色を塗る

そしていよいよ本色を塗ります。
2色以上使用する場合は明るい色から塗っていきましょう。

また、マスキングテープを剥がしてそのまま次の色をのせると、塗料の厚みで段差が出来てしまうので、塗った部分の縁を削ると仕上がりがいいです。(下図は塗装部断面のイメージです)



6、クリアーを塗る

納得のいく塗りができたら、クリアーをかけます。
ここで僕は「耐ガソリン用2液混合タイプ」のクリアーを使用しました。
これはちょっと高い(1本2000円くらいかな?)ですが、ここはケチると仕上がりに左右するので奮発しちゃいましょう。(ちなみに僕は2缶使ったと思います。)
また、クリアーは乾燥時間が長いので注意しましょう。


7.コンパウンドをかける

最後にコンパウンドで仕上げます。
もうこれはかければかける程輝くので、ガシガシかけましょう。


以上が塗装の行程です。
そしてここからが重要。
スプレーがけの注意点です。

○スプレーを使う前に
よく振る。
あと少し缶を暖めると、塗料のきめが細かくなります。
残りが少なくなって「あともうひと塗りできないかな?」と思ったら潔く次の缶をあけましょう。(笑)


○スプレーとタンクの距離
だいたい10〜15cm(だったかな?)の距離をおいて吹き付けましょう。
毎回同じ距離をおくように心がけて!
あと、タンクのちょっと前からちょっと後までスプレーを吹くようにしましょう。


○スプレーするスピード
早すぎても遅すぎてもダメ・・・って、これじゃ目安が分かりませんね(^^;
だいたい薄くトーンがかかる程度でいいと思います。
「薄いかな?」と思っても絶対にすぐ重ね塗りをしないように!
コツコツいきましょう。
このスピードもスプレーとの距離と同様、同じペースを保ちつつ作業してきましょう。


○ドライヤーで乾燥・ヤスリがけ
ホントは自然乾燥のほうがいいに決まってるんでしょうけど、ドライヤーで乾燥しちゃいます。
しっかり乾いたら、目の細かい耐水ペーパーをかけます。
もちろんこれは、次のスプレーをのせるための作業。
指で触ってみて「スベスベじゃないな」という程度で大丈夫でしょう。
これらは、一度スプレーをかける度に行います。


○液ダレができてしまった場合
焦らず、乾燥が終わったらヤスリで修正しましょう。
やりすぎてもキリがないし、最悪修復が難しい事態に発展しかねないので「まあいいかな?」という程度にとどめておきましょう。


○マスキングテープを剥がすタイミング
塗料とウレタンクリアーではマスキングテープを剥がすタイミングが違います。

★塗料を塗られた部分を剥がす(ストライプを付けるなど)時は、完全に乾燥してから剥がす。
★ウレタンクリアーを塗りおえてから剥がす(ガソリン注入口等)時は、半乾きの時に剥がす。

どちらもタイミングを間違えて剥がすと、テープ付近の塗料がガタガタになってしまうので注意です。


最後に

以上、文章ばかりで分かりにくいとは思いますが、自分の経験と憶えている限りの事を集めて書いてみました。
繰り返して言いますが、ホントに難しいことはありません。
必要なのはやる気と根性。あと時間とちょっとした知識だけです。

最後に、自分が使った塗料の量と期間を記しておきます。

○サフェーサー・・・1本
○下地色・・・白2本
○本色・・・オレンジ3〜4本(小さめの缶でした)・白1本
○クリアー・・・2本
○塗装期間・・・1週間(6月上旬の気候で一日3時間程度)

それでは、良い自家塗ライフを!!


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