XSR700をカスタム[カスタムパーツレビュー]

XSR700

メーカーがカスタムして販売しているようなバイクなのでノーマルでも十分格好良いですが、自分でいじりたくなるのがバイク乗りの心情というものでしょう。またスタイルを優先しているため快適性をスポイルしている点もあったり、コスト面で廉価なパーツを使用している部分も少なからずあります。

幸いXSR700はメーカー純正・サードパーティ・ヨーロッパヤマハ純正とMT-07パーツの流用など、カスタムにはいくつかの選択肢が用意されています。
これらについて主に機能面・快適性を重視して追加装備してみました。今回変更・追加したパーツとそのレビューを簡単に紹介します。

外装関連

タンクカバー[60th Anniversary(ヨーロッパヤマハ純正)]

XSR900発売時にラインナップされていた60周年記念カラーです。
正直このグラフィックだけのためにXSR900を買おうかと考えていたほど憧れていたグラフィックです。

60周年モデルが発表されたのは2015年。XSR700の国内販売は2017年なので日本ではラインアップされていませんでしたが、ヨーロッパでは販売されていた限定カラー。
国内では販売されていない(と思われる)ですが、海外で入手可能だったのでドイツから個人輸入しました。
ちなみに左右1セットで送料込み77,000円ほど。カバーの裏には「made in italy」と書かれていました。

素体はマットグレーメタリックで左右カバーのみ変更。
YSP一部店舗などで独自カスタムマシンとしてストロボカラーモデルを販売していますが、同様にタンクカバーのみ変更しているようです。

国内外含めて基本渋めなカラリングしかラインアップがないのでビビットなタンクは新鮮ですね。何よりオーセンティックなグラフィックはXSRシリーズによく似合います。

尚、ヨーロッパヤマハ純正パーツはドイツのショッピングサイト「KFM」で購入しました。

KFM(外部サイト)

トップカバー[60th Anniversary(ヨーロッパヤマハ純正)]​

やっぱりトップカバーも黒にしたい!と思い、その後結局ヨーロッパヤマハのブラックも追加購入。
ショップはサイドカバーと同じKFM。
注文から到着までおおよそ2週間で、価格は当時のレートで送料込み約23,000円くらいだったので、国内販売のカラリングならば国内で購入したほうがちょっと安いんじゃないかなと思います。
ちなみにトップカバー・サイドカバー共に関税はかかりませんでした。

届いたパーツを開封して「あっ」と思ったのが、カウリングだけで給油口のところのゴムパーツとエンブレムが付いていなかったこと。
よく考えれば当然ですよね。うっかりしてました。

給油口のゴムパーツはマットグレーから移植、エンブレムは用意してなかったので60th Anniversaryシールを貼っておきました。

サイドカバー(アルミ)[ヤマハ純正]

購入当初はマットグレーメタリックのまま乗ろうと考えていたので、それに合うアルミサイドカバーに変更。
イエローでも割とマッチしているので良いかな。

ただ、いかんせん28,000円は高すぎ。
標準装備のカバーがよく見るとチープな感じで、質感アップには申し分ないんですけどね。

サイドメッシュカバー[自作]

純正オプションでもラインアップされているサイドメッシュカバーですが、ペラペラのパンチングメタルに7,000円はちょっと高すぎる…ということで自作してみました。

自作といっても、ホームセンターで買ってきたアルミパンチ板を切って穴を開けるだけなんでとても簡単。
材料費も1,000円くらいでドレスアップ効果もあるのでオススメです!

エンジンまわり

エンジンスライダー[ヤマハ純正]

サードパーティのエンジンガードのほうが「らしさ」が出るのですが、個人的に「クラシックとモダンの融合」みたいなテーマでカスタムしたかったので、あえてシャープ形状のヤマハ純正をチョイス。

モノとしては当然良いのですが、クランクケースを隠してしまい、意外に幅広なので車体のスリムさを損なってしまったのがちょっと残念。エンジンガードのほうが良かったかも。

あとステップに足を置くとつま先との間に余裕がなく、少し窮屈になります。

ラジエーターカバー[メーカー不明]

ラジエーターの保護とタンクカバーの色に合わせる意味で、アマゾンで4,000円くらいのメーカー不明品を購入。
精度は良くもなく悪くもなく。歪みなどはなかったのでこの価格にしては上等ですかね。

ただメーカー不明なのに「XSR700」とロゴがプリントされているんですけど問題ないのでしょうか…

ハンドルまわり

スクリーン[ヤマハ純正]

高速道路がメインになるのでスクリーンを装備。ここは賛否両論あるでしょうが、個人的にはスタイリングとしてもアリ。
小さいながらも風防効果は抜群です。

言わずもがな純正パーツなのでこれも高いです。サードパーティ品も検討したのですが、若干大きかったりフロントフォークに設置したりとスマートじゃなかったので純正にしました。

ちょっと高いけどツーリング派の方にはオススメです。

メーター移設ステー[デイトナ]

前回の記事でも書きましたが、XSR700のメーターはハンドル中央に取り付けられていて、走行中にとても見にくい位置になります。
加えてキーの差し込みにくかったりスマートフォンホルダーの設置場所が限定されたりと、正直「なんでここにメーターが?」と疑問しか浮かびません。
おそらくデザイン優先の結果かと思うのですがもう少しユーザーに配慮しても良かったんじゃないでしょうか…

そんな声が多かったのか、デイトナからメーター移設キットが販売されています。

これがとても良くできていて、ヘッドライト周りのボルトを数本抜き差しするだけで、簡単に取り付け完了。
メーターケーブルの長さも問題なく、ステーのカラリングもフレーム色に合っているので、まるで純正のようなフィット感です。

さらにすごいのが、純正スクリーンと数ミリの精度で干渉せずピッタリ収まること。とても良く作られていると感心しました。

ビレットレバー[RIDE IT]

アマゾンで5,000円前後のビレットレバーを購入。
FAZERに取り付けていたものですが取り外して移設。

ちょっとしたカスタムですがハンドル周りがグッと締まるので良いですね。
中国製の安物なので心配でしたが問題なく使えています。

グリップヒーター[ヤマハ純正]

冬期に重宝するグリップヒーターも付けました。電気系は自分で触るのは怖いので、納車時にお店で取り付け済。

特にオーダーしなかったので国内純正のものを付けてもらったのでグリップとスイッチが別体型です。
ヨーロッパヤマハのものは一体型のようなので、そっちのほうがハンドル周りがスッキリして良さそう。

LEDウィンカー(ブラック)[ヤマハ純正]

以前から気になっていたヤマハLEDウィンカーに変更。

クラシカルな外観ならハロゲン球のままのほうが良いのでしょうが、標準装備が思いっきり汎用品なのと現代風の味付けをしたいのもあってLEDにしました。

ついでにCB1000Rみたいな今風のLEDヘッドライトにしても面白いかも。

USB電源[汎用品]

今どきなくてはならないUSB電源。
こだわりはなかったので、やはり納車時に汎用品を付けてもらいました。

ステップ・フレーム関連

バックステップ[ノーブランド]

前方寄りの標準のステップ位置があまり馴染めなかった為、バックステップに変更しました。

バックステップ…と言ってもレーシーなポジションはきつそうなので、ほどほどに膝が曲がる程度に調整しました。

若干後方・上方にシフトしたので、一般的なツーリングバイクのポジションといった感じ。
膝が程々に曲がり、ニーグリップがしやすくなりました。

パフォーマンスダンパー

こんな小さなダンパー1本でフレームの揺れや振動を吸収して剛性感がアップ!
二輪車に先じて四輪車用として実用化されていて実装車種も多く実績も十分な魔法のダンパー、ヤマハのパフォーマンスダンパーです。

「車格が上がる」「まるで別物」と上場の評判ですが、そこまでは言い過ぎかな…とは思うものの、ハンドルやシートの振動は大きく改善されるので乗り心地には間違いなく貢献しています。

お値段は定価で33,000円とちょっとお高めですが、ツーリングユースなら恩恵は大きいのでオススメです!

積載・ETC

サイドバッグステー[ハリケーン]

スタイル重視で積載が絶望的なXSR700。サイドバッグ用にステーを設置しました。
純正でも販売されています高いですし、見た目もさほど変わらないので10,000円以上安いハリケーンを選択。

ただ、やはり安いのには理由があるものです。
まず色が艶ありブラックなので、フレームのつや消し黒(よく見たらガンメタっぽい)に合わない。
工作精度が低いので若干ボルト穴が合わない。(取り付け時に力を入れて合わせれば合う程度だが)

あと一度使ったらバッグとこすれた部分の塗装が剥げてしまいました。塗装も価格なりといったところ。

一度塗装を全部剥がしてサフェーサーを吹き、つや消しブラックに塗装し直しました。
まぁただのパイプなので機能的には問題ないので、ひと手間加える前提ならば安くて良い物です。

本来サイドバッグを支えるものなので通常時は不要のものですが、外すのが面倒なのと意外にマッチしているので付けっぱなしにしています。

取付時の注意点としては、サイドバッグステーを付けるとヘルメットフックが使えなります。
厳密には付くには付くけど、ステーが邪魔でヘルメットを引っ掛けられません。
自分は10cm程度の金具とM6ナットを買ってきてフックを移設しました。

あと、ヘルメットフックのボルトだけ六角ではなく星型になっているので、取り付けにはトルクスドライバが必要です。
トルクスなんて普段使わないので持っている人は少ないと思います。工具は事前に用意しておきましょう。

リアキャリア[ハリケーン]

積載量アップのためにリアキャリアも購入。こちらも合わせてハリケーンにしました。

サイドステー同様テラッテラな黒なのでこちらも塗装。
再塗装で若干マシにはなしましたがリアキャリアはやはり致命的にダサいんですね。
面倒ですが基本的に外しておいて、キャンプツーリング時のみ取り付けるようにしています。

あと注意点としては、許容積載量が3.5kgという点。
ちょっと大きめのパニアケースだと、ケースだけで3.5kgくらいすぐオーバーしちゃいますよね。

軽く手で押さえつけてみても剛性はしっかりしてるように感じます。たまにのツーリングで軽めのものを入れておく分には問題なさそうです。

 

タンクバッグ[GIVI]

アルミは磁石が付かない(そもそもカバーがバカ高いので傷つけなくない)し、吸盤も付きにくそうなのでGIVIのイージーロックを導入。

協力なスプリングで固定されるし取り外しも楽、加えてタンクと非接触のため傷もつかない。これはなかなかに良いものです。
ただタンクから浮いたかたちで設置するため、あまり容量の大きいものはかさばると考え4リットルと小さめのものを選択。
これでも地図とか500mlペットボトルとか小さなカメラなら収まるので不足はないでしょう。

非装着時はアタッチメントが剥き出しになるので取り外しておくべきなんですが、面倒だし邪魔にもならないので付けっぱなしです。

やや残念なのは取り付け位置。
アタッチメントがタンクのセンター寄りなので乗車すると若干の圧迫感がありますね。
 
あとスマホを設置した時に視界に入りづらい。
地図の入る大きなタイプでも同じようになりそうなので、乗車時にルートを確認するための用途には不向きだと思われます。

ETC[セパレート型]

納車にあたって正直これが一番心配でした。シート下のスペースがとても狭い為工夫が必要だという話を聞いていたからです。
お店でも苦心されたようで、車載工具の取り付け場所を一部加工して設置してくれました。
ワイズギアから外付け用のブラケットも販売されているので、メーカーとしてはシート下の設置は推奨していなのでしょう。

ただETCを社外に設置するのは保安上もちょっとアレですよね。
今どきは当たり前に取り付けるし、ホンダなんてこのクラスは標準搭載しているのだから、改めてヤマハの配慮の無さを感じます。
そもそも当初は海外向けに発表された車体だから、設計時に想定されていなかったのかもしれませんけどね。

気がつけば盛りすぎたかも...

以上が納車時(〜1週間くらい)にカスタムした全パーツです。
金額にして合計20万円くらいですかね。ほぼ純正で固めてしまったのもあって結構高く付いた感はあります。
あと主に機能面でのカスタムなので、見た目さほど変わらないのもなんとも…といった感じですね。

今後追加でカスタムを考えているのは、

・マフラー(ヨーロッパ純正アクラポビッチ2本出しマフラー)
・前後フェンダーなどグレーの外装をブラックに塗装
・ヘッドライトのLED化

などですかね。まぁ現状不満というほどでもないので気が向いたらというところですが。

ともあれバイクは走ってナンボ。旅バイクとしての機能は十全になったのでしばらく走ってみて足りない部分が出てきたら補うカスタムをしていこうかなと思っています。

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